【衝撃】AIが描く夏目漱石のキャラクター、想像を超えたビジュアルに驚愕!
ご存じのように、生成AIはテキストだけではなく、絵や写真、動画、音楽など、あらゆるものを生成することができます。
今回はChatGPT先生に夏目漱石の有名小説のキャラクターを描いてもらいました。
夏目漱石の代表作のキャラクターをAIに描いてもらう
日本を代表する作家のひとり、夏目漱石と聞いて真っ先に思い浮かぶのは
吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたかとんと見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。吾輩はここで始めて人間というものを見た。しかもあとで聞くとそれは書生という人間中で一番獰悪な種族であったそうだ。 『吾輩は猫である』
という、あまりにも有名な書き出しから始まる『吾輩は猫である』。
まず小手調べに、主役である“猫”を描いてもらいましょう。
と、自信満々にChatGPT先生が提出してきた絵がこちら。
なかなか貫禄のある猫が出てきました。
ふてぶてしい顔には文豪の雰囲気がなくもありません。
モノクロで、とか、畳の部屋で、といったリクエストももちろんしていませんが、作品の舞台背景なども汲み取ってこのような世界観を想像したのでしょうか。
出力された結果が思っていたものと違ったり、もっと違うパターンで見てみたいと思ったりした場合は、「再生成」を押すことで何度でも描き直ししてもらうことができます。ということで、再生成。
立ってますね。
猫のくせに、背筋がピンとまっすぐです。
擬人化しろとはひとことも言っていないのですが、主役=人、と解釈したのかもしれません。
再生成。
少し攻めてきました。
拡大して見ると、猫の背後にいるふたりの人物が妖怪チックで子ども向けの怪談の挿し絵としても使えそうです。
再生成。
今度は少し世界観を変えて、メルヘンチックで、かわいらしい猫ちゃんが出てきました。
リアルなタッチといい背景の世界観の作り込み方といい、ムダに完成度が高いイラストと言えなくもありませんが、こんな絵も数秒で描いてしまうのですから、AIの引き出しの多さを改めて実感します。
しかし、『吾輩は猫である』の猫はオス猫の設定なので、もうちょっと雄々しさを出してもらいたいところです。
人間のイラストレーターと違って、AIは何度やり直しを命じてもへそを曲げないので、遠慮なく再生成してもらいましょう。
なかなか良い感じになってきました。
知的さと上品さを併せ持った雰囲気が、文学作品の主人公にふさわしいですね。
普通であればこの絵で「優勝!」といいたいところですが、生成AIの底力を知るために、もう少しリクエストを追加してみます。
両手に絵筆を持ち、芸術活動中の猫。
ほほぅ、そう来たか、という感じですが、雰囲気はこれまでの和風な感じからあまり変わっていないので、意外というほどではありませんね。再生成。
これは(笑)
明治時代から一気に現代へと舞台が変わり、都会のおしゃれなカフェでコーヒー片手に執筆活動に勤しむ猫。
『吾輩は猫である』を現代に置き換えてドラマ化したら、こんな1シーンが出てきそうですね。
いろいろと妄想が広がります。
まとめ~生成AIが読書ライフにもたらしてくれるもの
いかがでしょうか。こんなふうに、小説のキャラクターや世界観をChatGPT先生に視覚化してもらうことで、自分の頭の中で想像していたイメージがより具体化するのではないかと思います。
あるいは、まったく想像と違うビジュアルを見せられて、そこからさらに空想の世界を広げることもできるかもしれません。読書にちょっと飽きたなと思ったときは、ぜひAIと遊んでみてください。
最後に、ChatGPT先生が想像した夏目漱石を載せておきましょう。
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