ChatGPT 先生に聞いてみた「私におすすめのミステリー本」リスト
ChatGPT に代表されるAIチャットツールを使うと、読書ライフがどのように変わるのか、いろいろ考察していきたいと思います。
ざっくり好みを伝えて「おすすめ本」を尋ねてみると
質問を投げると秒で答えを導き出してくれるChatGPTに、「おすすめ本」を挙げるようお願いしてみました。
なお、本サイトで使用しているのは、有料プランであるChatGPT Plusにアップグレードすると使えるChatGPT 4です。
1.好みのジャンル: 例えば、クラシックな探偵物語、サスペンス、法廷ドラマ、心理スリラーなど。
2.好みの雰囲気: 軽快でユーモラスなもの、ダークで重厚なもの、緊張感あふれるもの、謎解きに重点を置いたものなど。
3.好きな作家や過去に楽しんだ作品: これまでに気に入ったミステリー小説や作家の名前。
4.読みたいテーマ: 例えば、歴史的背景、特定の職業や社会問題に焦点を当てたもの、科学技術を取り入れたものなど。
この情報に基づいて、あなたの現在の気分に合ったミステリー小説をおすすめできます
かなり雑に質問を投げたら、それじゃわからんと遠回しに怒られてしまいました。
そこで、次のように追加情報を伝えました。
ChatGPT 先生が挙げたおすすめ本リストは驚きの結果に
そして、あっという間に先生がリストアップしてくれたのはこちら。
1.マイケル・コナリーの「ハリー・ボッシュ」シリーズ
ロサンゼルスを舞台にしたこのシリーズは、ハードボイルドな雰囲気と複雑な事件を特徴としています。主人公のハリー・ボッシュは献身的な刑事で、彼の物語は深いキャラクター描写と緊張感あるプロットで知られています。
2.ジェームズ・パターソンの「アレックス・クロス」シリーズ
心理学者で警察官のアレックス・クロスが主人公のこのシリーズは、高速で緊迫したストーリーテリングと暴力的な犯罪の描写で知られています。パターソンの作品はスリリングで読みやすく、ページターナーです。
3.リー・チャイルドの「ジャック・リーチャー」シリーズ以外の作品
ジャック・リーチャーシリーズがお好きであれば、リー・チャイルドが関わる他の作品も楽しめる可能性があります。彼の単発作品や他の作家との共著なども探してみると良いでしょう。
4.ダン・ブラウンの「ロバート・ラングドン」シリーズ以外の作品
ダン・ブラウンが「ロバート・ラングドン」シリーズ以外に書いた小説も、同様の謎解き要素とスリリングな展開を楽しむことができるでしょう。
5.デヴィッド・バルダッチの作品
バルダッチの小説は、政治的陰謀、謎解き、緊張感あるアクションが特徴です。彼の「ウィル・ロビー」シリーズや「アマス・デッカー」シリーズなどがおすすめです。
これらの作家やシリーズは、高いスピード感と緊張感を持ちながら、複雑で挑戦的なプロットを展開します。また、暴力的なシーンやアクションシーンにも重点を置いており、お好みに合うかもしれません。それぞれの作品を読書リストに加えてみてください。
いや、驚きです。
正直、ここまでしっかりした回答が挙がってくるとは思っていませんでした。
そして、ラインナップもおもしろそうなものばかり。
いちばん感心したのは、ジャック・リーチャーシリーズ、ロバート・ラングドンシリーズ、リンカーン・ライムシリーズはいずれも映画やドラマなど映像化された作品があるのですが、ChatGPTが勧めてきたラインナップも映像化された作品が含まれています。
こちらの雑な質問にもかかわらず、きちんと作品の傾向を分析し、こちらの好きそうな作品を挙げてくれたことに、改めてChatGPTの実力を思い知らされました。
「ハリー・ボッシュ」シリーズは、テレビドラマでその名前は知っていましたが、原作本もあることは知らなかったので、ぜひ読んでみたいと思います。
「違う作家の本をもっと読んでみたい」と思いつつ結局馴染みの作家の本を手にしてしまう、という方は、ぜひChatGPT先生に相談してみてはいかがでしょうか。
余談ですが、本記事で使っている「チャット風吹き出し」は、ChatGPTに「作って」とお願いして書いてもらったショートコードとCSSです。もちろんアイコンも考えてもらいました(じゅうぶん満足いくものに仕上げるには何回もダメ出ししてやり直してもらいましたが)。
吹き出しは無料プラグインでも実装できるものですが、自作(?)コードを使えば“自分でやった感”が得られるのでおすすめです。
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