眉⽑とまつ⽑の専門店（眉⽑・まつ⽑サロンの紹介や⽿寄りな情報を記載しているサイト）が、30代の男女を対象に「電子書籍何を読んでる？」と題したアンケートを行い、その調査結果を発表しました。

以下、調査結果発表ページから転載させていただきます。

1位はやっぱりあのジャンル！30代男女が電子書籍で読んでいるもの

電車の中でもトイレの中でもサクッと読めて、単価も安い（気がしてしまう）コミック。
加えて、絨毯爆撃のようにあちこちで展開される広告戦略も、王座獲得を後押ししたと言っても過言ではないでしょう。
エッチな おもしろそうな広告に釣られて試し読みしたら続きが気になってしまい思わず会員登録してしまった、という方も多いのではないでしょうか。

とはいえ、コミックが電子書籍の普及率の底上げに大きく貢献しているのは間違いありません。
電子書籍業界にとっての希望の星といえそうです。

一度でも電子書籍を購入した人はリピート率高め

アンケート対象者が普段、紙の書籍、電子書籍、どちらをよく購入しているかという設問。
６割以上の人が、紙の本より電子書籍のほうをたくさん買っているという回答でした。
一度でも電子書籍を体験した人はその後も電子書籍を購入する傾向が強い、と解釈することもできそうです。

そもそも電子書籍を「購入した人」へのアンケートなので、街ゆく人の中から無作為でアンケートを行えばまた違う結果になるとは思いますが、まだ電子書籍を読んだことがないという人に“食わず嫌い”を説く根拠になるかもしれません。

圧勝！電子書籍購入のNo.1プラットフォームは...

はっきりした数値は公表されていませんが、日本におけるシェア率で比較すると、1位のAmazonと2位の楽天とでは４倍近い開きがあると言われています。Amazon Kindleの王座は当分揺るがないでしょう。
コミックシーモアは、2024年で創業19年になるコミック系電子書籍ストアの老舗。
群雄割拠のコミック系配信サイトのなかでも、配信作品数、知名度とも抜きんでています。

ランキングから話が逸れますが、韓国発祥の縦スクロール型WEB漫画、いわゆる「Webtoon（ウェブトゥーン）」は、日本のコミック界でも存在感を強めています。
『梨泰院クラス』『女神降臨』『俺だけレベルアップな件』など、アニメやドラマで大ヒットを記録したこれらの作品もウェブトゥーンが原作。
かつて角川書店が小説から映画、テレビと展開して社会現象を巻き起こしていたように、ウェブトゥーンによるコミックから映画／ドラマへという流れは、今後の市場の主流となりそうです。

30代が電子書籍を読む（見る）のは圧倒的にスマートフォン

こちらも順当な結果と言えるでしょう。
「タブレット」の割合が高いのが意外な気もしますが、それ以上に「パソコン」のオワコンぶりが鮮烈です。
通学や通勤途中、ベッドで寝転がって、という電子書籍の利用想定シーンを考えると仕方ありませんね。
Kindleのような電子書籍専用端末が「タブレット」の中に含まれているのかどうかはわかりませんが、コミック人気を踏まえると、可能性としては低そうです。がんばれ、Kindle。