【レポート】ASUSの参加者限定イベント“Zen Tour 2016”は期待以上の太っ腹イベントだった!~前編

PCやマザーボードなどのメーカーとして、日本でも多くのファンを持つ台湾のブランド、ASUS(エイスース)
最近では、いわゆるSIMフリー端末の「ZenFone」のサプライヤーとしても有名ですね。

そのASUSが、去る3月に全国の一般ユーザーかつ自称“ASUSファン”の方々を対象に、ASUS製品のタッチ&トライイベントを開催しました。
“Zen Tour 2016”と銘打たれたこのイベントは、ASUSの最新モデルを手にとって実際に操作できるだけでなく、製品そのものをモニタープレゼントしてくれるという、とても太っ腹なイベントです。
おそらく相当な競争率だったと推察されますが、幸運なことに、eBookWalker編集部員が東京会場の参加権をゲットすることができました。ちょっと時間が経ってしまいましたが、当日の会場の模様をレポートしたいと思います。

ASUSタブレットのフラッグシップモデル「ZenPad S 8.0」

まずは会場の雰囲気などをお伝えしましょう。
 
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東京会場は、秋葉原の貸し会議室の一室で行なわれました。
開場と同時に抽選で選ばれたASUSファンが静かに、そして熱いまなざしを持って入室してきます。
写真右端に写っている、優しいまなざしで会場を見守っている女性は、ASUS JAPAN広報担当のシンシアさん。PC Watchで彼女の連載コラムを愛読していたという方も多いかもしれませんね。
 
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会場の後ろには、ASUSの“禅(ZEN)”ブランドの製品がずらり。すでに市場で販売されているラインナップはもちろん、発売直前の「ZenFone MAX」や、発売前の「ZenFone Go」も実機を触ることができました。
量販店などで陳列されている製品はモックアップだったり盗難防止のコードが付いていたりで思う存分に試用することができませんが、ここに並んでいるのはすべて、素のままの製品。複数の製品を並べてデザインや動作をじっくり比較したりということもできるわけです。
なにより嬉しいのは、質問に答えてくれるのがASUSの社員の皆さんであるということ。一般ユーザーが製品開発部門の方に突っこんだ質問をぶつけられる機会はそうそうあるものではないですよね。
 

いよいよZenPad S 8.0を開封

 “Zen Tour 2016”では、会場ごとにモニター製品が異なっていて、筆者が参加した東京会場は、8インチタブレット「ZenPad S 8.0」でした。
筆者自身、ZenFoneを4台所有する立派な(?)ASUSファンですが、同社のタブレット製品は初体験。
8インチカラー液晶タブレットは電子書籍リーダーとしても小さすぎず大きすぎず、重さもほどよく、使い勝手がよいサイズ。そのうちどれか買ってみようと考えていたところなので、今回当選の吉報をいただいたときは本当に買わなくてよかった日頃の行いがよかったのだなあと思いました。(ASUSからの当選案内メールを見落としており、気付いたのは開催日前日だったというのは内緒です)
 
ち なみに、もし自分で買うならこの「ZenPad S 8.0」かHuaweiの「 MediaPad M2 8.0」だろうと考えていました。iPad miniも競合製品になりますが、ZenFoneとの親和性や価格、拡張性を考えると、やはりAndroidタブレットのほうに軍配が上がります。
 
IMG_1506はやる気持ちを表情に出さないように、袋の中からそっとZenPad S 8.0を出してみます。
本体カラーはブラックとホワイトの2モデルがあり、筆者の袋にはブラックモデルが入っていました。
さらに、ZenPad S 8.0専用スタイラスペン「Z Stylus」、ツアー開催記念Tシャツもいただきました。
(このスタイラスペンも大変なスグレモノなのですが、それはまた別の記事でレポートしたいと思います)
 
すべて自腹で購入したら4万円ぐらいにはなるでしょうか。しばらくASUS本社のある方向(どっち?)に足を向けて寝られません。
 

 では発表会の内容をレポートしていきましょう。

ASUSファンの“心得”とは!?

 
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まず最初に「ASUSファンの心得」を確認。これらを満たした方のみが“ZenTour”に参加する資格がある――かどうかは不明ですが、次回「Zen Tour」の募集があったときには、これらの心得を踏まえて意気込みを語ると当選確率が上がるかもしれません。
 
 
ASUS T100 KV Poster_Bこちらの写真が、ZenPad S 8.0の外観。
まずは外観的な特徴をざっくりご紹介しましょう。

特徴ある背面パネルが“プレミアム”を演出

液晶画面側は、良くも悪くも普通という感じで、大きな特徴は見られません。外縁のメタル素材が高級感を醸し出しています。
プリインストールされているAndroidのバージョンは5.0。ZenfoneでもおなじみのASUS独自のUIがインストールされています。Zenfoneを使ったことがあれば、最初から迷わず操作できます。
 
特徴的なのは、背面パネル。一見すると書類ケース的なカバーが付いているように見えるかもしれませんが、1枚の樹脂製パネルになっています。蓋のように見える部分は金属パネルにヘアライン加工を施したようなデザイン、残りの部分はシボ加工を施した皮革素材のようにデザインされています。
中央に配置されたASUSのロゴは、安っぽいプリント加工ではなく、メタリックな質感にしつらえたパーツがはめ込まれています。
皮革加工の部分は、金属パネル状の部分よりも滑りにくく、左手で保持したときにはちょうど皮革加工の部分をつかむ形になります。
ツルッと滑らないようにする狙いもあるのかもしれませんね。
 
このように2種類の素材感を盛り込んだ背面パネルというのは、スマートフォンを含めてもあまり見かけないデザインです。
好き嫌いは分かれるところかもしれませんが、ZenPad S 8.0のキャッチコピーである“プレミアムな毎日”をしっかり体現しているのではないかと思います。
なにより、一目でZenPadと識別できるのがいいですね。
 
 (つづく)

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