【本日のオススメ本】ドラマ化で話題の“逆輸入”ミステリー、カズオ・イシグロ「わたしを離さないで」
最近のミステリー小説の中でのオススメ本は、カズオ・イシグロの『わたしを離さないで』。
2010年にはキーラ・ナイトレイ、アンドリュー・ガーフィールドらが主演で映画化もされましたが、最近、本作を原作とした同名ドラマも始まり、いままた大きく注目されています。
ざっくりというと、全寮制の施設で育った子供達の運命をたどりつつ、臓器移植やクローン技術等の深いテーマも扱っている内容。心に深く突き刺さる作品です。
今後の展開に注目する方が増えており電子書籍でのランキングも上昇中です。もちろん海外での評価も高い作品で、何を読もうかな?と迷っている方にオススメしたい一冊です。
ドラマ版「わたしを離さないで」の公式サイトでは、主演の綾瀬はるかさんと作者のカズオ・イシグロ氏の対談なども公開されています。
カズオ・イシグロ氏が日本からイギリスに帰化した方というのは知っていましたが、日本語を話さず、原作も英語で書かれていたとは知りませんでした。
最近また一段と大人っぽくなった綾瀬はるかさんのたどたどしい英語も素敵です。
[amazonjs asin="B009DEMBO2" locale="JP" title="わたしを離さないで ハヤカワepi文庫"]
LEAVE A REPLY